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(財)実験動物中央研究所がICI社(U.K.)より導入し、繁殖を行うと同時にコモンマーモセットの有用性の開発を行ってまいりました。その後、日本イー・ディー・エム(株)が、その生産技術を継承して本格的な生産・供給を開始。現在、日本クレア(株)が引き続き生産を継続しています |
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野生種は南米アマゾン河流域に生息しており、いわゆる新世界ザルの仲間になります。分類学的にマカカ属サルと同じ霊長類の真猿類に属しヒトとはより近縁の実験動物で、脳・神経系・循環器系・消化器系・内分泌系・免疫系や行動学等ではヒトやマカカ属サル類との類似点も多く持っています。
ラットと同じ程度の大きさ(体重200~400g)ですので、ハンドリングが容易で、飼育スペースも少なくてすみます。
人獣共通のウイルス性感染症の報告例はなく、赤痢菌や結核菌の感受性も低いといわれています。コモンマーモセットは生後12か月齢前後で性成熟に達し、1産に2~4匹の仔を(個体によっては年2回)出産します。その寿命は、明確ではありませんが、15~16年といわれています。性格的にはやや神経質な面を持ち合わせておりますので、その飼育や取扱いには十分な配慮を必要とします。
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A型肝炎ウイルスを含む各種ウイルス感染症に関する実験。 |
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繁殖・生殖生理学 |
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腫瘍・免疫学 |
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疾病・病理学 |
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薬理・毒性 |
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循環器・血液生理 |
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内分泌等の研究 |
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