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M.R.Curtis(USA)らによって、Irish Coat August系オスラットとCopenhagen系メスラットの偶然の交雑から生まれたラットで、その由来(August×Copenhagen×Irish)からACIと命名されました。米国NIH、国立遺伝学研究所を経て、1980年にF110で(財)実験動物中央研究所に導入、1986年、F121で日本クレア㈱に導入され生産・供給を開始しました。
[凍結保存暦] 2001年 1月 ~ 2月F34およびF35で凍結
[2002年 8月時点の世代数] F160(F110+11+39)
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黒色(腹部・脚部に白斑)の体毛を持つラットで、片側の腎臓・精のう・精巣・子宮角・卵管の形成不全や欠損を自然発症(20~28%)することで知られています。片側の腎臓が欠損している場合は同側の生殖器の欠損や形成不全を伴うことが多く、これらは複数の遺伝子の関与によって発症するものと思われます。
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- 臓器奇形のモデルとして臓器移植に関連する研究等に用いられています。
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